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渋谷センター街に中国発「スターカラオケ」 全4フロア、華美な演出売りに

照明やモニターなどが目を引くカラオケルーム

照明やモニターなどが目を引くカラオケルーム

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 鮮やかなLED照明や大型モニター、大がかりな音響設備など華美な演出で知られる中国式のカラオケ店「スターカラオケ」の渋谷店(渋谷区宇田川町、TEL 03-6277-5349)が5月5日、渋谷センター街のバスケットボールストリートにオープンした。経営はスター(新宿区)。

中国式のテーブルセットも

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 入居するピンク色の商業ビル「白馬ビル」は、ファストフード店「ウェンディーズ・ファーストキッチン」(2023年閉店)がかつて1階に入っていたビルを建て替えたもので、両側の外壁の一部が屋外サイネージと一体化しているのが特徴。スターカラオケは2階~5階の4フロアに入る。

 部屋数は計18室。2階(7室)と3階(6室)には、2~5人対応の小型の部屋(5~6平方メートル)、4階には6~8人対応の中部屋4室(約17平方メートル)、5階は1フロア約83平方メートル全てが一部屋となるバーカウンター付きのVIPフロアとなる。各部屋の壁面には、クラブ風や落ち着いた雰囲気などに照明が調節できるパネルや、大画面のモニターなどを設置。天井の照明が音に合わせて室内を照らし、没入感を演出する。

 カラオケ設備は日本の「DAM」(4階のみ「JOYSOUND」)と、中国のカラオケシステムをそれぞれ、各部屋に装備。客層や状況に応じて、スイッチ一つで切り替えられるようにした。テーブルセッティングも「中国式」を採用。中国では酒を宴会などでサイコロゲームをするのが一般的とされ、卓上にはメニューやウエットティッシュなどに加え、サイコロのセットを置くほか、ごみを入れるボウルなども並べる。

 日本のカラオケ文化に合わせ、ドリンクは生ビール(740円)やレモンサワー(720円)、フードも唐揚げ(638円)やミックスピザ(1,210円)など、カラオケ定番のメニューをそろえる。

 現在、2階・3階のみプレオープン中で、4階・5階は内装工事を進めている。店長の賀ユウエイさんは「5階は雰囲気がガラリと変わり、富裕層向けのフロア。モニターも大きく、マイクも同時に4本まで使える。中国のカラオケ店は、歌うだけでなく、さまざまなシーンで使われている。当店でも、ビジネス利用などで団体客にも使っていただければ」と話す。

 賀さんによると、中国で現在、「スターカラオケ」の屋号で営業するカラオケ店は1000店舗以上。「今回、渋谷に初上陸して、今は新宿や他の街でも出店先を探している。目標は国内100店舗以上」と意気込みを見せる。

 営業時間は12時~23時30分。

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